著者紹介
ベン タン氏はオプティミストクラスから始まって、ラーククラス、ファイアーボールクラス、470クラスそしてレーザークラスへと20年以上のセーリング経験を持つ。彼は17歳のときにアジア・ファイアーボールクラス・チャンピオンシップで優勝したが、彼のベスト・セーリング・イヤーはレーザークラスで1994年のアジア大会でゴールドメダルを取ったときとその後の4回連続での東南アジア大会でのゴールドメダル獲得の時であろう。1989年、彼の最初のレーザー世界大会では37位であったが、その後の国際大会ではいずれも5位以内という成績を残している。ベンのISAF世界ランキングはトップ50に入っていた。そして1996年サバンナでのオリンピックではフリートの中くらい出でフィニッシュした。彼は3度にわたりシンガポールのスポーツマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、その他にもシンガポール・ユース・アウォード、パブリック・サービス・スター、パブリック・サービス・メダルを受賞している。

ベンは1991年医学部を卒業、1997年にはオーストラリア・スポーツ大学でスポーツ医学修士号を取得している。彼は現在シンガポール・スポーツ協議会のスポーツ医学研究センターでスポーツ医師をしている。アスリート達の診療を行う以外にもスポーツ科学部部長を兼任している。発表論文としては、Journal of Strength and Conditioning Research誌の"Manipulating Resistence Training Program Variables to Optimize Maximum Strength in Men: A Reveiw"がある。ベンはトレーニングによってスポーツ科学に関する多くの、そしてバランスの良い知識を得た。彼のキャリアとセーリングにおける成功はスポーツとアカデミックな探究心を持った効率的かつ時間集約的なトレーニング戦略なしには適わなかったものである。

ベンは国際セーリング連盟のトレーニング及び発達委員会でも活発なメンバーの一人である。そしてこの本が特に参考になるであろうシンガポールのトップ・シングル・ハンダーやナショナル・レーザー・ユースのコーチをしている。