10. セイリング・フィットネス
content by Michael Blackburn
reviewed by Todd Vladich, Pia Bay, Jacqueline Ellis, Saratha Bhai Krishnan, and Sharifah Shwikar Aljunied
無酸素運動能力(アンエアロビック・キャパシティ)
セイリングのレースでは、最初の100mのオールアウト・ハイキング、タック、マーク周回、ペナルティ・ターンなどのように突発的な強度の高い運動が散在する。こうした運動は無酸素代謝によってエネルギーを供給されるので、運動能力を強化するためには無酸素トレーニングが必要となる。
無酸素トレーニングとしては、タック練習、ショートコース、オールアウト・ハイキングがあげられる。陸上ではインターバル・トレーニングが無酸素トレーニングだ。何かの理由で水上へ出られない場合は、陸上トレーニングにインターバル・トレーニングを組み込んだ方がよいかもしれない。インターバル・トレーニングでは、短い急激な運動の間に部分的または完全な回復期間を入れる。このトレーニング法は、ランニング、スイミング、サイクリング(起伏地での)、エルゴメーター・ローイング、などに適用することができる。
ガイドラインは次の通り。休憩の比率は表11-4に示した。運動対休憩の比率は2、3週ごとに変えるのがよい。運動(負荷)の間は全力を出すよう努めなければならない。回復期間は部分的休憩(たとえば、30秒の全力でのローイングの後に90秒の軽いローイング)でも、完全な休憩(たとえば回復期間はローイングを止める)でもよい。セイリングのシミュレートという意味では、部分的休憩が適している。インターバル・トレーニングは身体に対する負担が大きいので、セッションの間には適切な回復期間を入れる必要がある。週2、3回以上のインターバル・トレーニングをしてはならない。
表10-4 インターバル・トレーニングのガイドライン
短期の瞬発力(ダブル・タックなど) 中程度の瞬発力(スタート時のハイキングなど) 長期の瞬発力(強風下のリーチなど) 負荷時間 13〜30秒 30〜120秒 120〜300秒 回復時間 30〜90秒 60〜240秒 120〜300秒 運動対休憩比率 1対3 1対2 1対1 反復回数 20〜30 10〜20 3〜5
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